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イベント2017年05月23日公開

【PR】盛岡 |「チャグチャグ馬コ」初夏の岩手の原風景。鈴音を響かせ進む馬行列

毎年6月の第2日曜に開催される「チャグチャグ馬コ」は、農耕馬の無病息災を祈る伝統行事。華麗な装束の馬たちが鈴の音を「チャグチャグ」と響かせて歩く光景は、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれています。前祝祭の「チャグチャグ馬コまつり」で馬との写真撮影や餅まきなどに参加すれば、祭り気分がさらに高まりそう!※チャグチャグ馬コのPR記事です。

目次

滝沢市から盛岡市まで約100頭の馬が行進

「チャグチャグ馬コ」祭りのはじまりは約200年前。日頃から農作業を手伝い、家族のように大切にされた「馬コ(うまっこ)」たちの疲れを癒すため神社にお参りをするようになり、江戸時代の終わり頃には馬を装飾して詣でる風習が生まれました。

赤や黄、青、緑など色鮮やかな装束をまとった約100頭の馬たちは、滝沢市の鬼越蒼前(おにこしそうぜん)神社から盛岡市の盛岡八幡宮まで、約13kmの道のりを4時間かけて行進します。行列の長さは500mにもなり、初夏の岩手山を背景に緑あふれる田園風景を馬たちがのんびり歩く風景に、心が癒されます。

行列の出発点となる鬼越蒼前(おにこしそうぜん)神社です。神社には駐車場がないため、滝沢市役所やJR盛岡駅などから運行する無料シャトルバスを利用して会場へ向かいましょう。

豪華に着飾った馬の衣装に注目!

祭りの見どころは、なんといっても馬たちのきらびやかな装束です。かつて大名行列に使われた「小荷駄(こにだ)装束」がルーツで、「首よろい」や「耳袋」「吹き流し」などの飾りが、馬の全身を豪華に彩ります。装束に取り付けられた大小の鈴は100個以上にもなり、装束の総重量は約60kg、1頭あたりの総額は200万円以上ともいわれるほど。

この華麗な装いの馬たちが昔ながらの衣装に身を包んだ子どもや女性たちを背に乗せて、軽やかな鈴の音を「チャグチャグ」と鳴らし進む行列は、文化庁から「記録作成等の措置を講ずべき無形の文化財」に選択され、また環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれています。

行列で眺めるよりもっと近くから馬たちを写真に収めたい場合は、祭り前日の「チャグチャグ馬コ写真撮影会」がオススメ。本番と同じ美しい装束姿の馬と乗り手たちを間近に眺め撮影することができます。

「チャグチャグ馬コまつり」は遊びがいっぱい

「チャグチャグ馬コ」の本番前にぜひ参加したいのが、前祝祭として1週間前に開催される「チャグチャグ馬コまつり」です。子どもはもちろんファミリーで遊べるイベントがたくさん用意されていて、当日はおよそ2万人もの人でにぎわうのだそう。

滝沢ニュータウンメインストリートを会場に、「チャグチャグ馬コ」が先導するパレードで祭りがスタート。さんさ踊りや蒼前太鼓などの伝統芸能が披露されるほか、馬コぬり絵に蹄鉄なげ、餅まきなどキッズが参加できるプログラムがたくさんです。

なかでもこの日にキッズだけが体験できるおすすめのプログラムは、装束馬に実際に乗ることができる「チャグチャグ馬コ記念撮影」。本番と同じ豪華な装束の馬の背に乗って記念写真を撮れば、ひと足早く祭り気分を味わえますよ。そのほか沿道にはたくさんの屋台が並び、縁日グルメの食べ歩きも楽しみです。

滝沢市営業係長「ちゃぐぽん」が祭りを応援

「チャグチャグ馬コ」に関連して、もうひとつ注目を集めているのが、滝沢市公式キャラクターの「ちゃぐぽん」です。岩手山の森からチャグチャグ馬コに乗って降りてきた妖精の「ちゃぐぽん」は、2016年から滝沢市の営業係長を務めています。

もちろん、「チャグチャグ馬コ」と「チャグチャグ馬コまつり」でも盛り上げ役として大活躍。ぜひ会場で「ちゃぐぽん」の姿を探してみてください。

まとめ

きらびやかな装束馬が鈴の音を響かせる、初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」。馬行列を観賞するのはもちろん、ファミリーで遊べるイベントにもどんどん参加して、祭りをまるごと堪能してはいかがですか?

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