「海と人、水との新しいつながりをうみだす」をコンセプトに、2015年にオープンした「仙台うみの杜水族館」。約300種5万点もの海の生き物を飼育し、オープン以来、大勢の客で賑わう人気レジャースポットです。
仙台東部道路仙台港ICからは車で約5分、JR仙石線中野栄駅からは徒歩約15分と、アクセスのよさも魅力。中野栄駅と水族館の間を運行する無料のシャトルバスを利用するのもオススメです。
それではさっそくでかけましょう。ウェルカムホールを抜けて少し進むと、三陸の海を表現した大水槽「いのちきらめく うみ」がお目見えします。幅14メートル、水深7.5メートルの巨大な水槽には、アカシュモクザメやアカエイなど約50種2万5,000匹もの海の生き物たちが泳ぎ、海のなかに入り込んだような気分にさせてくれます。
こちらでチェックしたいのが、音楽にあわせマイワシの群れが泳ぐ「Sparkling of Life」です。マイワシが姿形を変えながら縦横無尽に泳ぎ回る姿は、小さな子どもも大人も大感動。2階の階段状のスペースに座りながら見ることもできますよ。
海の生き物たちを眺めながら2階へ。「仙台うみの杜水族館」の目玉「イルカとアシカのパフォーマンス」が行なわれる「うみの杜スタジアム」へ向かいましょう。
アシカたちによるコミカルなパフォーマンスや、イルカのダイナミックなジャンプなど、躍動感あふれる技の連続に観客みんなが大拍手。
なか、5頭のイルカが多彩なジャンプを繰り広げるクライマックスは圧巻の光景です。新しい技が加わったり、季節のイベントを取り入れたりと、プログラムの内容は不定期で更新されるので、何度見ても楽しめます。
観覧の際には、パフォーマンスの開始20分前から入場可能になる前3列がオススメ。観客席とプールとの間には仕切りがないため、イルカが水しぶきをあげながら目の前にせり出してくる様子を見ることができますよ。
「仙台うみの杜水族館」では海の生き物たちとふれあえるプログラムも評判です。2階「海獣ひろば」では、ペンギンやオタリアにタッチできる「フレンドリータイム」や、ペンギンにごはんをあげることができる「ペンギンフィーディングタイム」などのプログラムを毎日開催しています。
ほかにも、水族館のバックヤードを見学するツアーなど貴重な体験が盛りだくさん。受付はどれも当日先着順なので、早めの来館がベストです。人数制限や開催時間などの事前確認もお忘れなく。
グルメやおみやげ選びも「仙台うみの杜水族館」の楽しみのひとつ。フードコートのイチオシグルメは、気仙沼産フカヒレ入りの「ふかひれみるくカレー」(1,380円)。ココナッツミルクが利いたマイルドな味わいが、幅広い世代から好評です。すぐそばには水槽が設置されているので、アザラシが泳ぐ姿を眺めながら食事を楽しむというユニークな体験ができますよ。
おみやげには、ぬいぐるみなどの定番はもちろん、仙台の老舗工芸品店とコラボしたこけしや、塩竈の藻塩を使ったカステラといった宮城ならではの商品も要チェックです!
入館チケットはWEBでも購入可能。前日までに購入すれば当日にはチケット売り場に並ぶ必要がないので、混雑する週末や連休などにオススメです。また、頻繁に訪れる方は、2回分の入館料金で1年間何回でも利用できる年間パスポートの購入がお得ですよ。
訪れるたびに新しい発見がある「仙台うみの杜水族館」。お楽しみいっぱいのエンタメ水族館に足を運んでみてはいかがでしょうか。
「仙台うみの杜水族館」では「Sparkling of Life」をはじめ、さまざまなテクノロジーを使ったショーも魅力!プロジェクトションマッピングを利用した、「THE 360°THEATER」やクラゲのワルツは幻想的です。
磯場を再現した「うみの杜ビーチ」には、海の生き物も。水につかって全身で海の生き物とふれあえます。
館内にはすべての階にベビーベッド付きのトイレを完備。給湯シンクを備えた授乳室もあるので安心です!