真っ赤な汽車型バスで広い村内を周遊する「チューチュートレイン」は子どもたちからも大人気。心地よい風を感じながら、1周15分程の小さな旅にでかけましょう。秋田杉のぬくもりを感じさせる駅舎から、いざ出発!
コースの見どころは、大型アスレチックを備えた「わんぱく広場」や、大きな目の形をしたアートなどさまざまな作品を鑑賞できる「彫刻の丘」など。風変わりな形をした「秋田県立近代美術館」の真下をくぐり抜ける瞬間は、その独特な角度からの眺めも楽しめますよ。
園内を一巡するバスは、おもしろそうなスポットの事前リサーチもうってつけ。車中で気になったあんなスポットやこんなスポットには、あとから改めて足を運んでみましょう。
丘の上に建つ、まるでかまくらのようなまるい建物。その正体は、直径23メートルの球形スクリーンを備えたプラネタリウム施設「星空探険館スペーシア」です。
東北最大級の投影機が映し出すデジタルCGの映像は、実に圧巻のひと言。頭上360度に広がる満天の星空が、まるで迫ってくるよう。とくに席が中央に近いほど、映像のなかに吸い込まれるような感覚が味わえます。よい席をしっかり確保するなら、投影時間をチェックして、はやめに入館するのがオススメ!
通常投影は1日4回で、投影時間によってプログラムが異なります。またイベントなどの時期によっては投影回数や時間が変更されることもあるので、ぜひ事前にチェックを。
ほかにも、館内のグッズコーナー「星の店」では宇宙食やスペースグッズなど、珍しいアイテムをたくさん販売しています。ぜひおみやげにどうぞ。
4階建てのお城「ワンダーキャッスル」も人気のスポットです。
1階にはたくさんのボールが満たされた「巨大ボールプール」があります。ボールのなかで泳いだり、ボールを的に向かって投げたり、チューブのなかを転がしたりと、子どもたちも大はしゃぎ。
また2階には「大型木製アスレチック」や高さ5mの落下式すべり台「なまはげフリーフォール」など、体を使って遊ぶアミューズメントが用意されています。
そして3・4階は「トリックアート(だまし絵)ワールド」。体が斜めに傾いて見えたり、大人と子どもの大きさが入れ替わったり。思わず「あれ?」と首をかしげてしまうような、錯覚を利用したトリックいっぱいの空間です。
ここではぜひとも、写真を撮っておきましょう。家に帰ってからも「おや、これはどうなっていたんだっけ?」と楽しめるはずです。
そして忘れてはいけないのがおみやげ。「ふるさと市場」には、秋田の“とっておき”がそろっています。稲庭うどんや横手やきそば、いぶりがっこなど秋田を代表する名物や、秋田の地酒、方言Tシャツなどさまざまなアイテムを販売するショップが集まっています。
お腹が空いたら「ふるさと料理館」へ。創業150年を誇る稲庭うどん専門店「佐藤養助」や、あきたこまち・秋田味噌など、秋田産の食材を大切にした「味処みのり」で ゆっくりとお食事をいただけます。
「軽食コーナー」には、横手やきそばや濃厚ソフトクリーム、生クリームたっぷりのワッフルなどテイクアウトグルメがずらり。食いしん坊さんもこれで満足できそうですね。
ほかにも「七宝焼」や「素焼き人形絵付」などの手づくり体験ができる「手づくりスタジオ」や、大型アスレチックを備えた「わんぱく広場」など、屋内外にさまざまな見どころが目白押しです。今度の休日はぜひご家族で、1日楽しんでみてはいかがですか?
園内の案内パンフレットだけではわからない規模感やディテールを、車内からチェック!広大な敷地内を効率的にまわるための、足がかりに最適です。
園内施設は美術館などの「鑑賞系」、アスレチックなどの「アクティブ系」、手づくり体験などの「クラフト系」、と大きく3つに分かれます。どちらを中心にめぐるか、考えるのも楽しいですね。
「ふるさと市場」の品ぞろえは点数1万点超におよび、県内でも最大級を誇ります。きっと、納得の行くお買い物が楽しめるはずです。