地下鉄東西線 青葉通一番町駅から徒歩10分ほどのところに、「けんと」の米ヶ袋本店があります。
オーナーは、35年前に英語教師として来日したハワイの日系三世・平山ケントさん。お菓子づくりが得意なお母さまのスイーツを食べて育ち、来日後も自分で焼いたクッキーを友人たちへプレゼントしていました。
そのおいしさが評判となり、教師を辞めた後、1987年にクッキー専門店を開店。ハワイに住むお母さまのレシピを基本にアレンジを加え、毎日1人で焼いています。
「けんと」の魅力のひとつが豊富なメニューです。現在、メニューはなんと72種類。そのうち30種類近くが店内に並びます。定番は、「かぼちゃ」や「チーズ」、「フルーツ・グラノーラ」など。そのほかに旬の食材やめずらしい組みあわせの味もそろいます。
そのなかで、長年不動の1番人気は「ばたあ」です。口に入れる前からバターの甘い香りが鼻をくすぐり、ひとくち頬張ると、サクサクッとした歯ざわりが感じられます。素材の味が楽しめるようにと甘さはひかえめ。
厚みのある素朴なクッキーに押された、かわいらしいハートやクマの柄は、お子さんがよろこびそうですね。
チョコベースのクッキーも人気のフレーバーです。
「米粉チョコ」はさっくりとした食感を出すのに、時間をかけたメニュー。ぽってりとした厚みのあるフォルムですが、かるく噛んだだけで、ホロホロと崩れていきます。
細かく刻まれたくるみがたっぷり入った「ダブル チョコ」は、バニラアイスと一緒に味わうのがオススメ。
季節限定のクッキーも5種類登場します。夏限定の「あんず」は、干しあんずのさわやかな酸味が暑い夏のおやつにぴったり。春はほんのり塩気が効いた「さくら」、冬は胡椒のピリッと効かせた「チョコ&ホワイトペッパー」、シナモンが入った大人味の「りんご」などが登場しますよ。
「けんと」のクッキーは、愛らしいラッピングも人気の理由。梅や朝顔、七夕飾りにクリスマスツリーなど、季節を感じさせる飾り付けに、送られた人もきっと笑顔に。ラッピングは2袋以上から。ウエディングなどの特別オーダーも受けているので、スタッフの方に相談してみてくださいね。
2017年8月26日(土)には、一番町店が移転オープン。米粉を使った「レモン」と「オレンジ」のクッキーも新しく登場します。さまざまなフレーバーのなかから、自分だけのお気に入りを見つけてみませんか?
「柿の種」が入り、ピリッとした辛さとパリッとした食感が楽しい一品。
パパにオススメ!にんにくを効かせた大人の味わいで、ビールによくあいます。
米を使ったポン菓子が入った、昔懐かしい味わいです。