青森駅から徒歩5分。しんまち通りに面したビルの2階に「space mizuiro.inc」はあります。通路沿いに置かれたアートボードが目印です。
「おやさいクレヨン」とは、お米の油と野菜からつくられたクレヨンのこと。実は、それぞれの色の名前となっている野菜からできているのです。廃棄される野菜の外葉や皮などを原材料とした野菜の粉末が使われているそうで、野菜の収穫時期によって採れる色の顔料も異なるため、製造時期が難しいとのこと。
お米の油・ライスワックスをクレヨンの蝋のベースにしているので、万が一口に入れても安全です。
野菜は、長いも、とうもろこし、雪にんじん、りんご、カシスなど、青森県産の野菜にこだわって選ばれていて、自然そのもので描く世界観を楽しめます。「おやさいクレヨン」シリーズは2017年10月にパッケージをリニューアルし、統一感のあるデザインで、どんな世代にも親しみやすいパッケージになります!
自社製品のほかにも、「space mizuiro.inc」独自の視点でセレクトされたかわいらしい文房具や小物も販売している店内。
広報担当の奈良岡さんに、取り扱っている全商品のなかから人気の商品ベスト3をお伺いしました。
1番人気は、「おやさいクレヨン」。野菜がとれる時期によって、クレヨンの色もちょっとずつ変化し、これまでSeason1~Season4とスタンダードの計5種類が発売されています。
トランクにもお道具箱にもなる「2WAY紙製トランク」のなかに、「おやさいクレヨン」はもちろん、「おやさい千代紙」、「カーネーションからできたおはなのスケッチブック」が入った4点セット。ボリュームたっぷりで、贈り物にぴったりなギフトセットです。
野菜や果物パウダーで着色した「おやさいねんど」。自然な色と手触りで親しみやすく、ねんどからはそれぞれの色の野菜の香りがほんのりします。五感で楽しめる5色のねんどセットです。
お店で取り扱っている商品のなかでも、やはり自社製品である「おやさいクレヨン」シリーズは人気商品とのこと!これから自社製品がさらに展開していく予定なのだそう。新商品も楽しみです!
もともとデザイン会社からはじまったという「space mizuiro.inc」のコンセプトは、『親子で楽しめる時間をデザインする』。その想いから生まれた「おやさいクレヨン」をはじめとする自社製品の開発・製造・販売はもちろん、東北を中心に活動するクリエイターの作品展示の場、クリエイターの交流の場にもなっていて、県外から展示を見に来るお客さんもいらっしゃるそう。2017年10月には「ハニワ」をテーマにした「ハニワのいる街展」を開催予定です。
親子でなにかひとつのことを楽しむ時間を生み出すためのプロダクトを発信し続けている「space mizuiro.inc」。今後は、県産野菜を使用した、親子でおいしく楽しめる野菜を使ったおやつを商品化していく予定なのだそう。今後は、野菜の大切さや食育を普及するためのcafeスペースをつくり、学びを得られる場所も提供していきたいそうです。
芸術の秋、「space mizuiro.inc」でアートに触れ、いつもとはちょっと違う文房具で親子一緒にお絵かきや工作を楽しんでみてはいかがですか。直接お店へ行けない方は、ネットショップもあるのでホームページをチェックしてみてくださいね。
自社製品のおやさいクレヨンやおやさいねんどは、万が一お子さんが口に入れても害がない原材料を使用しています。
クリスマスプレゼントや入学祝いなど、子どもの成長を見守る文房具として贈り物に最適です。もちろん、青森土産にもどうぞ。
店内の一角には、おやさいクレヨンでお絵かきできるスペースがあり、お子さんがkidsコーナーで遊んでいる間に買い物を楽しめます。同じ空間にいるのでお子さんも安心。