「北のチョコレート工場&店舗 2door」は、南部せんべいの老舗・巖手屋(いわてや)のチョコレート工場兼店舗として2016年10月にオープン。南部せんべいの新たな楽しみ方を提案しようと、チョコレートと組みあわせた「チョコ南部プレミアム」シリーズを販売しています。店名は地名の「二戸(2つの戸)」と、南部せんべい&チョコレートのふたつが融合することに由来。買い物はもちろん、工場見学や手づくり体験もできるとあって、ファミリーを中心に人気を集めています。
東北新幹線が乗り入れるJR二戸駅からは徒歩約15分、八戸自動車道・一戸ICからは車で約10分と、アクセスの良さも魅力。敷地内には食事処「自助工房 四季の里」、巖手屋の創業者について展示や映像で学べる「小松シキ・記念館」を併設し、一帯は「南部煎餅の里。」として親しまれています。
店内はガラス張りの壁から陽がたっぷり差し込む、スタイリッシュで温かみのある空間。ショップスペースには、定番の南部せんべいから刻んだせんべい入りのクランチなどチョコレート製品などがそろい、100種以上の商品が並びます。奥には工場があり、製造工程をガラス越しに見学できるのも人気のポイント。できたてのお菓子が次々と流れてくる様子にお子さんもワクワク!
ひと休みにぴったりのカフェスペースも備えています。南部せんべいでできたカップとスプーン付きのアイスクリーム、コーンのなかに刻んだせんべいを敷き詰めたソフトクリームなど、オリジナルのスイーツが勢ぞろい。
夏はチョコレートの原料・カカオのフルーティーな果肉を使ったドリンク、冬は二戸市の伝統工芸品・浄法寺塗の器で飲むホットチョコレートも登場します。ここにしかないユニークなメニューをぜひ味わってみてくださいね。
おみやげには、店のコンセプトでもある「チョコ南部プレミアム」シリーズがオススメ。二戸市出身のショコラティエ・猿舘英明さんが監修し、2017年にはベルギーで開催される味のコンテスト「iTQi優秀味覚賞」を受賞した、折り紙つきの逸品ぞろいです。
人気が高いのは、ごまと抹茶、2種類の南部せんべいを約3ミリに刻み、ブラジル産カカオのチョコレートに加えた「Shiki's Sesame」。風味豊かなチョコレートのなかに、和の香ばしさが感じられます。マンゴーとイチジクのドライフルーツも入っていて、味も食感も賑やかです。
濃厚なチョコレートアイスクリームに刻んだ南部せんべいを加え、表面に凍りにくいチョコレートソースをたっぷりかけた「チョコ南部アイス」も評判。甘い物好きな人も大満足のリッチな味わいで、せんべいの食感がアクセントになっています。
チョコレートが溶けやすい盛夏には、ソフトクッキーやブラウニーなど季節限定の商品が登場。もちろん、南部せんべいとチョコレートが入ったオリジナルです。試食しながら選べるので、お気に入りを探してみてください。
ほかにも、ごまや落花生、納豆、カレー味などバラエティ豊かな味の南部せんべい、簡易包装でお徳用の南部せんべいなどもラインアップ。お子さんからパパやママ、おじいちゃん、おばあちゃんまで、家族みんなで楽しめるお菓子がそろっています。
お子さんたちに大人気なのが、オリジナルチョコ南部体験コーナー。なんと無料で体験することができます。
四つ割りの南部せんべいに、ミルクやホワイト、いちごなどのチョコレートを数粒のせ、トースターで2分温めます。溶けたチョコレートをせんべいの縁でくるくる混ぜて、マーブル模様をつくったら完成!つくりたてをパクリといただきましょう。とろける甘いチョコレートと、ほんのり塩気のあるせんべいのハーモニーが格別です。
トースターは熱くなるので、小さなお子さんはパパやママと一緒にチャレンジしてみて。また、休日は多くのお客さんで賑わうため、順番やスペースを譲り合いみんなで楽しみましょう。
南部せんべいの新たな魅力を発見できる「北のチョコレート工場&店舗 2door」。ぜひファミリーで訪れてみてはいかがでしょうか。
入口にはスロープがあるので、ベビーカーでも安心して訪れることができます。
多目的トイレにはおむつ交換ができるベビーシートが用意されています。ここで授乳もOK!
工場見学や体験コーナー、かわいいキャラクター人形と写真が撮れる撮影スポットなどがお子さんに人気です。
所在地 岩手県二戸市石切所字荒瀬65-3
電話番号 0195-22-2222
営業時間 10:00~18:00
定休日 不定休(ホームページにて要確認)
駐車場 あり