「青森魚菜センター」内は、およそ30店舗が立ち並ぶ食材の宝庫。そのなかから、好きな食材を選び、好きなだけ丼ぶりご飯に乗せていくのが名物・元祖「のっけ丼」です。
まずは青森魚菜センター内の案内所で、食事券というチケットを購入します。10枚券と5枚券が販売されていて、この券と交換で好きな具材が手に入れられます。
購入後、まず丼ぶりご飯を券と交換するのですが、市場内の5ヶ所で交換でき、1枚なら並盛り、2枚なら大盛りというようにお腹の空き具合に合わせて量の選択が可能。
店先に赤い看板が出ている店舗でご飯が交換できますが、スタッフさんがその時々で1番スムーズに交換できる店舗を案内してくれるので、待ち時間が少ないのがうれしいですね。また、食事券の購入前に、市場内を歩いてのっける具材の目星をつけておくと、ご飯が冷める前にいただけるのでオススメです。
ほかほかのご飯が手に入ったら、いよいよ具材をのっけていきます。具材も券と交換していくので、店先に出ている「丼」マークの青いのぼりを目印に探してみてください。
新鮮な魚介類がズラリと並ぶ光景はとても魅力的で、ついついいろんなものを食べたくなってしまいますが、それを叶えてくれるのが「のっけ丼」の醍醐味。のっけ丼用に小分けで販売していて、同じ種類の魚でも店舗によって切り方や券の交換枚数がさまざまです。
少ない交換枚数でたくさんの種類をのっけたい場合や、1点高級志向で大胆に交換したい場合など、気分にあわせて店舗を選べるのでいろいろ試してみるのも楽しそう。
店舗によっては、「おまけします!」と宣言している店もあるので、ホームページの店舗情報をチェックしてお店の人に声をかけてみてください。さらにおいしく豪華な丼ぶりができあがるかもしれません。
「のっけ丼」とひとことでいっても、海鮮丼だけが「のっけ丼」ではありません。なんと、お肉やたまご焼きなども販売されていて、それらの具材も丼ぶりご飯にのっけてOK!魚介類が苦手な方も一緒に「のっけ丼」を楽しめるのがうれしいですよね。
目の前で焼いてくれるアツアツジューシーなお肉や、フワフワトロトロのたまご焼きなど、食欲をそそられること間違いなしです。魚は好きだけど生は苦手…という方には、炭火でじっくり焼いた焼き魚もありますよ。
ほかにも、さまざまな種類のお漬物や、塩辛や珍味などご飯がどんどんススム食材ばかり!各店舗の日替わり味噌汁や、青森名物・しょうがみそおでん、イカメンチなどのおかずも食事券で交換できるので、ちょっとした定食気分が味わえそうですね。
もっとのっけたいのに券が足りなくなったという方は、1枚から券の追加購入ができるのもうれしいポイントです。
できあがった丼ぶりは青森魚菜センター内の休憩所でいただけますが、席は1階だけでも数ヶ所に点在しています。外の階段を上った2階は120席も用意。各テーブルに箸、醤油、わさびなどがセッティングされているので、座ってゆっくり食べることができます。
なかには生ビールの販売をしている休憩所もあるので、ちょっと贅沢なひとときを過ごすこともできそうですね。
「のっけ丼」のお持ち帰りはできませんが、お刺身や鮮魚などはお持ち帰りができるので、気に入った食材を購入して、ご家庭でも味わえます。もちろん野菜やお肉、お惣菜やお漬物も可能で、食材によっては全国発送も可能です。
好きな食材を好きなだけのっけられる夢のような「のっけ丼」と、新鮮でおいしい食材を販売している地元の人たちとのふれあいを、お腹も心も満腹になるまで楽しんでみてはいかがでしょうか。
食事券を購入すると、半券が「おたのしみ抽選券」になっています。この券に氏名・住所など必要事項を記入して抽選箱に投函すると、鮮魚の詰めあわせが当たるかも!食事券を購入した際は、ぜひ応募してみてくださいね。
青森魚菜センター内の案内所では、大きな荷物を預けることができます。観光で荷物が多い!というときも、番号札と交換で預けることができるので、活用してゆったりと食事や買い物を楽しめます。
青森魚菜センター内には1階と2階にトイレが設置されています。さらに1階には車イス用のトイレも完備しているので、わざわざ探しにでかけなくてもOK!
所在地 青森県青森市古川1-11-16
電話番号 017-763-0085(案内所)
営業時間 7:00~16:00 もしくは 7:00~15:00
定休日 毎週火曜日(GW、ねぶた祭り開催期間、お盆、年末年始は定休日が変更になる場合があります)
駐車場 なし(近隣に有料あり)