さくらんぼ東根駅から車で約10分。ひろなり家具は、老舗の漬け物店や和菓子店などが軒を連ねる「大けやきラ・ラ・ラ通り」沿いにあります。昔ながらの店が建ち並ぶ商店街の中で、ひろなり家具の真っ白でスタイリッシュな外観はひときわ目をひきます。
以前は東根市内の別の場所に工場がありましたが、2015年に現在の場所に移転。「家具にもっと身近にふれられる場所をつくりたい」と、オーナーご夫婦が自分たちの手でコツコツと建物を改装し、カフェをオープンさせました。
店内のカウンターや棚、テーブルやイスなどは、すべてひろなり家具のオリジナルアイテム。外観と同様、真っ白な壁の店内にナチュラルテイストの家具が調和し、落ち着きのある空間になっています。
火~木曜の週3日だけオープンするカフェでは、オリジナルのコーヒーやスイーツが味わえます。コーヒーは、仙台にあるコーヒー専門店「ほの香」と試行錯誤を重ねブレンド。中深煎りのほどよい苦味とすっきりした飲み口が特徴です。
焼き菓子は、東根市内の菓子店「ほていや」とのコラボレーション。あんずやいちじくをはじめ季節のフルーツを使ったタルトや、外はカリカリ&中はもちもちの食感が楽しいカヌレなど、コーヒーとの相性を考えてつくったメニューが並びます。カヌレはひろなり家具のためだけにつくられた限定メニューなので、ぜひ味わってみてくださいね。
ブルーベリーやラズベリー、ボイセンベリーを煮詰めたシロップでつくる「東根産ベリーのスカッシュ」もオススメ。ベリーの甘酸っぱさとシュワッとした炭酸がマッチしたさわやかな味わいで、お子さんもゴクゴク飲めそうです。
カフェの奥には工場があり、職人さんたちが日々家具づくりを行なっています。「できるだけ地元の素材を使いたい」という想いから、おもに東北産の木材を使用。木の節や割れをあえて生かすのが特徴で、自然な木目とやさしい色合いはどんなインテリアにもしっくりなじみます。使い込むほどに風合いや深みが増していくので、愛着もどんどんわいていきそうです。
座面の丸いフォルムがかわいらしい「キノコスツール」は、ひろなり家具の人気アイテムのひとつ。以前は東根市のふるさと納税の返礼品として採用されていたそう(現在は終了)。コンパクトなサイズなので、小さなお子さんが使うのにもぴったりです。
木の質感を生かした、使いごこちのよいアイテムがそろうひろなり家具。カフェは定期的に模様替えを行なっているので、訪れるたびにインテリアが異なるのも楽しみのひとつです。「お部屋に置いたらどうなるかな?」と想像をふくらませながら家具探しをするのも楽しそう。
長く愛用できるアイテムを見つけに、足を運んでみてはいかがですか。
木の質感を生かしたひろなり家具のアイテムは、デザインがシンプルなので、和洋問わずいろいろなお部屋の雰囲気にマッチ。ご近所の古民家カフェにも、ひろなり家具のテーブルとイスが使われているそう。
カフェの裏にある家具工場は見学も受け付けています。好みのアイテムがあったら、気軽に相談してみてくださいね。
地元・山形のフラワーショップとコラボレーションし、親子で楽しめるワークショップを開催することもあります。詳細はひろなり家具のHPやSNSなどでチェックを。
所在地 山形県東根市三日町4-1-36
電話番号 0237-53-6895
営業時間 11:00~15:00(LOは14:45)※工場は8:30~18:00
定休日 月曜、金曜、土・日曜、祝日(工場は土・日曜、祝日)
駐車場 あり(5台)