もとは古びたトタンで囲まれた空き家だったという、「カフェミルマウンテン」の建物。大正時代に建てられた、古い民家だったそうです。子どもの頃から奥入瀬渓流などの自然が身近にあったオーナーの河村さんは、自然に近い十和田市で7年前に「カフェミルマウンテン」をオープンしました。
店内の中央にある階段を境に、奥には雑貨などセレクトされた商品が並びます。階段の手前側は、暖かみを感じさせてくれる木のぬくもりにつつまれる喫茶スペース。
階段を上ると、太くたくましい年季の入った梁がモダンな雰囲気を感じさせる喫茶スペースとなっています。2階は抜群の日当たりで、長居したくなるほっこりした居心地のよさ。常連さんのなかには、「いつもこの席!」と特等席があるお客さんもいるほどだそう。ひとつの屋根の下に、それぞれの雰囲気が同居する不思議な空間で、時間をゆっくりと感じられますよ。
店内で取り扱っている雑貨などの商品は、アウトドアや自然が好きだというオーナーのセレクトで、自然のなかで快適に過ごすためのグッズが多めに揃います。マグカップやコーヒー雑貨から、衣服、カバン、帽子など身につけるものまで、かつて雑貨店を営んでいたオーナーならではのこだわりで選び抜かれた商品ばかりです。置いている雑貨は多岐にわたりますが、お店全体の雰囲気に統一感をもたらしてくれています。
「お客さんに長く使ってもらえるものを」という気持ちから、質の高いものを安く仕入れているそうで、青森県内でここでしか手に入らないようなレアな雑貨も取り扱っています。お店のロゴ入りのオリジナルTシャツは、色や生地の厚み、ロゴのデザインもさまざまで種類が豊富。オリジナルトートバッグなどもあり、見ているだけでワクワクしてきます!
フードメニューは、ごはん系もパン系もどちらもあります。定番のカレーライスは油分をそぎ落としてつくられていて、とても食べやすくもたれない味。たくさんの野菜を丸ごととろけるまで煮込んでいて、自然な甘さにピリッとスパイスの刺激が効いています。
チキントマトライスは、子どもも大好きなトマト味。チキンにもひよこ豆にもトマトの味がしみ込んでいて、ごはんが進みます。
パンを使ったフードメニューは、ホットサンドがメイン。ベーコン・オニオン・チーズのシンプルなサンドで、食べやすく人気のメニュー!グリルベーコンや目玉焼きも付いたプレートは、しっかり食べたいときにオススメです。
どのフードメニューにも、自家製ピクルスが付いていて、さっぱりした味わいです。近所で採れた野菜もふんだんに使われています。フードメニューは全品テイクアウトOK!お店の味をそのままにお持ち帰りできますよ。
ドリンクの1番人気は、ほかのカフェの店員さんもその味を探りに来るという、「ジンジャーミルク」。からだの芯から温まるショウガのドリンクです。
実際にいただいてみると、少し時間がたった時点で本当にからだがポカポカしはじめました!ただ甘いだけでも、ショウガが効きすぎているわけでもない、絶妙なバランスです。
フォトジェニックないちごジュースもオススメ。かわいらしいビンに入ったジュースは、下に練乳が沈んでいて、やさしい味わい。子どもが大好きな味です。
オリジナルブレンドのミルマウンテンコーヒーは、スッキリした飲み口で、上品で飲みやすい味わい。オリジナルブレンドのコーヒー豆は、店内で100グラム単位で販売しています。
ステキな雰囲気でいつもお客さんを包み込んでくれる、「カフェミルマウンテン」。みなさんも行ったらやみつきになるかもしれませんよ。
十和田市の中心街にある「カフェミルマウンテン」。車で5分とかからず、十和田市現代美術館へアクセスできます。十和田市を楽しむなら、美術館とセットでどうぞ!
「十和田市現代美術館」はこちらの記事でもご紹介しています!
十和田 |「十和田市春まつり」 現代アートにあふれるおまつり
https://odecafe.tohoku-epco.co.jp/article/45
子ども連れもOKの「ミルマウンテン」。取り分けられるように小さいお皿を借りることもできます。また、ごはん系はプラス100円で大盛りにすることも可能!店内はワレモノのディスプレイが多いため、気をつけてくださいね。
木のぬくもり、静かな窓辺、ちょっと薄暗い山小屋を連想させる店内…。お店に置いているものや、建物全体の雰囲気によって、街中にいながらどこか開放的でホッとした気持ちにさせてくれます。
所在地 青森県十和田市稲生町22-35
電話番号 0176-22-1878
営業時間 11:30~20:00(L.O.19:00)
定休日 月・火曜日(月曜祝日の場合、火・水曜日休み。詳しくはブログかお電話でご確認ください。)
駐車場 あり(数台)