店内には、蓄音機や掛け時計、古い電話機などたくさんの雑貨がディスプレイされています。これらは、店長である松井さんの趣味で、あちこちから集めてきたものだそう。温かみのある電灯のもとで、ゆったりした時間を過ごすことができるでしょう。
お店では、常連客はもちろんのこと、お客さんの顔と名前をなるべく覚えるようにしているのだとか。なかには、昔デートに来ていたふたりが結婚し、お子さんを連れてくることもあるそうで、
昔から変わらない安心できる場所として大切にされています。
女性客やお子さん連れでも入りやすい雰囲気で、休日のランチタイムには席がいっぱいになるほどたくさんのお客さんが訪れます。
ランチタイムは11:00~14:00。ランチメニューは単品でもオーダーできますが、プラス100円でドリンク付きのセットにすることができます。
なんといっても不動の人気は、「ジャマイカンカレー」。オーナーの弟さんが東京で何年も修行し、それを青森県民の口に合うよう、アレンジされたそうです。牛ひき肉をたっぷり使ったカレーは、スパイスをふんだんに使用していますが、お子さんでも食べられる程度の中辛。
スティックサラダも付いて、ボリュームもたっぷり!親子でシェアして食べるのもオススメです。
がっつりメニューで外せないのは、「ビーフジンジャーピラフ」。カレー同様、牛肉がごろごろ入っていて、シンプルな味付けながら紅ショウガのアクセントが効いています。青森県津軽地方ではおいなりさんに紅ショウガを入れることがありますが、ピラフにも紅ショウガをのせてしまうあたりがなんとも青森らしい感じです。こちらは通常のサラダとセットでいただけます。
喫茶店の顔であるコーヒーにもこだわりが。「ブレンドコーヒー」は、オーナーの奥さんが自家焙煎したものを使用しています。しっかりした苦味ですが、角が立たず優しい味わい。コーヒー豆は店内と、青森市古川にある系列店の「珈琲舎」で購入することができます。
パフェのオーダーはランチタイム終了後の14:00から。ケーキなど他のデザートは何時でもオーダーすることができます。
「マロン風フルーツパフェ」は、栗を使ったパフェ…ではなく、店名にちなんだ特製パフェです。
とにかくフルーツがたくさん!柑橘類だけでも4~5種類、イチゴ、りんご、梨、バナナ、キウイ、パイン、ブドウ…。フルーツは旬のものを使うため、毎回少しずつ変わるそうです。甘いもの好きな女性やお子さんにオススメの1品です。
また、期間限定でかぼちゃプリンも販売しているそう。お手製のかぼちゃプリンはとっても濃厚。ケーキはお持ち帰りもOKです。
ご紹介したほかにも、昔ながらのナポリタンや厚切りトーストなど、喫茶店に欠かせないメニューがそろっています。定休日の水曜日以外は、朝のモーニングから夜まで営業しているので、ランチ以外のメニューも楽しめそうです。
手の行き届いたサービスと温かいぬくもりに包まれて、ほっとするひとときを過ごしてみませんか?