秋田市楢山(ならやま)地区のお店を“はしご”しながら散策を楽しむイベント、ならやま日曜はしご市。JR秋田駅から徒歩20~30分ほどの場所にある同地区を会場に、毎月最終日曜に行なわれています。
住宅街である楢山地区は、秋田市中心街と比べると車で通り過ぎがちなエリア。車から降りて歩いて巡ることで、街の魅力を発見する機会になるのでは…とスタートしたのが、ならやま日曜はしご市です。
ならやま日曜はしご市の参加店は、菓子店や雑貨のセレクトショップ、カフェなどさまざま。毎回約10店舗が参加し、各店が開催日限定の商品販売やワークショップを企画したりと、当日限定の企画を用意します。
当日の企画だけではなく、参加店も毎月替わります。参加店には、はしごのイラスト入りの旗が掲げられているので、旗を目印に散策しましょう。
散策の際に役立つのが、ならやま日曜はしご市のパンフレットです。参加店で配布していて、各店の企画内容と地区内の地図が描かれています。ゲットすればスムーズに散策ができますよ。
パンフレットは、ならやま日曜はしご市のFacebookでも公開しているので、気になるお店を事前にリサーチしてみてください。
パンフレット内の地図では、「横壁の美しい蔵」「市内で唯一となった銭湯」など、楢山地区の見どころがコメントとともに紹介されています。さまざまなスポットに立ち寄ってみるのもいいですね。「石敢當(いしがんとう)」と呼ばれる魔除けの石がある場所も書かれているので、地図を頼りに探してみましょう。
ファミリーでチャレンジできる企画があるのも、楽しみのひとつ。たとえば、イベントの常連である「グリーンマーケット山崎」では、インテリアにぴったりな苔玉づくりや豆盆栽づくりなど、毎回さまざまなワークショップを開催しています。好みの植物を選び、手を動かして楽しめるアクティビティは、大人もお子さんも夢中になりそうですね。
ほかにも、「菓匠 不老庵」の和菓子や、「コーヒー&ニット IVY」のチャリティーフリーマーケットなど、お子さんのおこづかいで買える商品があるのもうれしいポイント。「おやつ工房ジーバ」では、卵と乳製品を使わないお菓子を販売しているので、アレルギーが気になるお子さんのおやつにオススメです。
訪れるたびに違う楽しみが待っている「ならやま日曜はしご市」。次の最終日曜はパンフレットを片手に、ファミリーで楢山地区を“はしご”してみませんか?
楢山地区内は平坦な通りなので、小さなお子さんと一緒でも歩きやすく安心です。道路幅も十分にあるので、ベビーカーもOK。
地区内に公衆トイレなど常設のトイレはありません。トイレを利用できるお店もあるので、困ったときは参加店にお声がけを。
イベント用の駐車場はありません。ただし、近隣に有料駐車場があるので、車で訪れる際には事前に駐車場の場所を確認しましょう。