男鹿の旬な話題といえば、陸の玄関口であるJR男鹿駅のリニューアル。もとの駅から約100メートル離れた場所に、2018年7月にピカピカの新駅舎がお目見えしました。
屋上テラスからは、街のシンボルである寒風山や日本海を一望できます。
新駅舎の開業にあわせて、駅のすぐ近くに「道の駅 おが(なまはげの里 オガーレ)」もオープンしました。
三方を海に囲まれ、四季を通じて海の幸に恵まれた男鹿半島。館内の直売所には新鮮な魚介類が豊富にそろいます。
地元の漁師さんが獲れたての魚をパック詰めして店頭に並べるので、時にはパックのなかで跳びはねている魚も!そんな新鮮な魚介類がお手ごろな価格で手に入るとあって、お昼頃にはすでに品薄状態になってしまいます。店内の調理コーナーで買った魚をさばいてもらえる(調理費は有料)のもうれしいポイントですね。
魚介類だけでなく、男鹿ならではの特産品もラインナップ。6月下旬~8月中旬までは「若美メロン」、9月下旬~10月上旬までは「男鹿梨」など、地元で採れたみずみずしいフルーツがオススメです。
ほかにも、男鹿ならではの食材を使ったメニューが味わえるレストランやジェラートショップも併設。名産のハタハタを使った魚醤「しょっつる」風味のソフトクリームや、男鹿の海水でつくる塩をブレンドしたジェラートなどが人気ですよ。
「なまはげ柴灯(せど)まつり」は、なまはげに縁のある「真山神社」を会場に、例年2月上旬に開催される男鹿のビッグイベントです。900年以上前から続く神事「柴灯祭(さいとうさい)」と、民俗行事であるなまはげを組み合わせた観光イベントで、迫力満点のなまはげを間近で体験しようと多くの見物客でにぎわいます。
祭りでは、家内安全や五穀豊穣などを願い、15体のなまはげが力強い和太鼓の音にあわせて乱舞を繰り広げます。恐ろしい形相のなまはげが、赤々と燃える焚き火のもとで勇ましく踊る様子は幻想的。
さらにクライマックスとなる「なまはげ下山」では、松明をかざしたなまはげが雪山から降りてきます。なまはげは観客に近付きながら練り歩くので、大人もお子さんもびっくりしてしまうかもしれません。
男鹿半島の海沿いに建つ「男鹿水族館GAO」は、ファミリーに大人気のスポット。約400種10,000点もの生き物を飼育・展示し、秋田県の魚・ハタハタに特化した「ハタハタ博物館」、かわいらしいアザラシやアシカが見られる「ひれあし's 館」など、バラエティに富んだコーナーが楽しめます。
見どころは、男鹿の海を再現した「男鹿の海大水槽」。マダイやシマアジ、アオウミガメなど、約40種2,000匹もの生き物がダイナミックに泳ぎまわります。
やんちゃなホッキョクグマの豪太くんは、水族館の人気者。体長約280センチメートル、体重約350キロの大きな体で、おもちゃで遊んだりプールのなかをのんびり泳いだり、ユーモラスな動きでお客さんを楽しませてくれます。
観察室では至近距離で豪太くんを見られるため、お子さんたちは大喜び!「クマの手観察窓」からは豪太くんがエサを取る様子が見られるので、エサの時間をチェックしておくのがオススメです。
館内のミュージアムショップには、豪太くんグッズはもちろん、海の生き物たちをモチーフにしたかわいいぬいぐるみやオリジナルアイテムがたくさん。男鹿ならではのおみやげも充実しているので、見学を楽しんだ後は忘れずにチェックしてくださいね。
次回は、男鹿を訪れたら味わいたい絶品グルメをご紹介。豊富な海の幸を活かした、鮮度・味・ボリュームすべてに大満足のお店ばかりですよ。
JR男鹿駅と主要な観光スポットを結ぶ相乗りタクシー「なまはげシャトル」が運行しています(前日までに要予約)。
「なまはげ柴灯まつり」の会場へは、JR男鹿駅から臨時有料バスが運行します。駐車場はありますが、真冬の道路は積雪や凍結の恐れも。公共交通機関での来場がオススメです。
1,000年以上の歴史をもつ男鹿温泉郷には、“なまはげ風呂”のある宿など、個性的な宿が集まります。
電話番号 0185-47-7515
営業時間 9:00~17:00(ジェラートショップとレストランは月によって営業時間が変わります)
定休日 12月31日は14時まで、1月1日~1月3日、2・3月の第3水・木曜日
駐車場 あり(無料158台)
所在地 秋田県男鹿市戸賀塩浜
電話番号 0185-32-2221
営業時間 9:00~17:00(最終入館は16:30)※時季により変動あり
定休日 ホームページで要確認
駐車場 あり(無料630台)