連載2018年09月30日公開

【PR】気仙沼 |【連載:気仙沼編vol.4】ダイナミックな大自然の絶景スポットをめぐる

太平洋に面し、三陸ジオパークや三陸復興国立公園に含まれる気仙沼には、大自然の景勝地がいっぱい。複雑に折り重なるリアス海岸が織りなす海岸美の「岩井崎」と「巨釜・半造」、日本有数のツツジの名所である「徳仙丈山」など、気仙沼が誇る雄大な絶景スポットをご紹介します!※岩井崎、巨釜・半造、徳仙丈山のPR記事です。

目次

豪快に潮を噴く潮吹岩に注目!「岩井崎」

太古の時代から地球が長い年月をかけてつくった貴重な地質遺産が残るエリアを「ジオパーク」と呼び、気仙沼にもそうした「ジオパーク」があります。

「岩井崎」は、青森県八戸市から太平洋沿岸を縦断して宮城県気仙沼市まで続く、日本一広大なジオパークである「三陸ジオパーク」の南端に位置する岬。岩井崎は、ゴツゴツとした石灰岩地質になっていて、岩の表面には化石を観察することもできます。

この化石は、サンゴやアンモナイト、ウミユリなどで、約2億6,000万年前の古生代ペルム紀に海の中に生息していたもの。宮城県の天然記念物に指定されています。

岬の先端の潮吹岩は岩井崎の随一の名所で、波が打ち寄せるたびに潮を吹き上げるダイナミックな光景が見られます。

また、岩井崎には、東日本大震災の津波により龍の形となって奇跡的残った松の木「龍の松」もあり、見学ができます。

塔のようにそそり立つ奇岩!「巨釜・半造」

気仙沼湾の東に突き出す唐桑半島は、海岸線が複雑に入り組んだリアス海岸特有の風景が広がります。そんな唐桑半島随一の景勝地が「巨釜・半造(おおがまはんぞう)」で、荒波による海蝕によってつくられた奇岩が長さ約1キロメートルに渡って連なります。

巨釜には、高さ16メートル、幅3メートルの大理石の石柱「折石(おれいし)」が海中からそびえ立ち、その姿はまるで荒波に耐える塔のよう。1896年の三陸地震の大津波によって先端の石の先端2メートルが折れたことが名前の由来で、折れる前は「天柱岩」や「ろうそく岩」と呼ばれていました。

巨釜から遊歩道を歩いて500メートル行ったところにある半造では、波に削られゴツゴツ尖った大理石や鍾乳洞などが見られます。

山が深紅に染まる!ツツジの名所「徳仙丈山」

気仙沼の内陸部にある標高711メートルの「徳仙丈山(とくせんじょうさん)」は、日本最大級のツツジの名所として有名。例年5月中旬から5月下旬には約50万本ものヤマツツジやレンゲツツジが咲き誇ります。山一面が深紅に染まる眺めは壮観そのものです。

駐車場から山頂までは約40分の登山道が整備され、シーズンにはツツジのトンネルを歩くことができます。山頂では、赤く染まるツツジとともにリアス海岸の海の絶景が広がります。

ツツジのシーズン以外も、野鳥のさえずりや渓流のせせらぎを聴きながらピクニック気分で散策ができ、トレッキングスポットとしても人気です。また、登山道には2棟の「ツリーハウス」もあり、外側から見ることができます。木の上にある秘密基地のようで、お子さんもワクワクしそう。

海から山へ。山から海へ。ドライブを楽しみながら、気仙沼の絶景スポットをめぐってみてくださいね。

気仙沼の絶景をさらに楽しむ!おでCafeチェック

気仙沼湾に浮かぶ「気仙沼大島」

気仙沼湾に浮かぶ周囲約22キロメートルの「気仙沼大島」へは、気仙沼港から船で約25分。「緑の真珠」と呼ばれるほど自然がいっぱいの島です。

気仙沼大島にある鳴き浜「十八鳴浜(くぐなりはま)」

気仙沼大島の北東部にある弓なりの美しい砂浜で、乾いた砂を踏むと「キュッキュッ」と音が鳴ります。国の天然記念物に指定されています。

龍が舞い上がるような景観「龍舞崎」

気仙沼大島南端の岬。クロマツ林に囲まれた遊歩道の先に建つ龍舞崎灯台から、海食によるダイナミックな奇岩が眺められます。岩に荒波が打ち寄せる様は、まさに龍が舞い上がるかのようです。

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