東北自動車道紫波ICから車で約20分、緑豊かな小高い丘に建つ「紫波フルーツパーク」。一面のぶどう畑に囲まれた園内には、ワイナリー「自園自醸ワイン紫波」をはじめ、観光農園や体験工房などがあります。
紫波町は、冷涼な気候と昼夜の寒暖差、少ない降雨量でぶどう栽培の好適地。約60年前から栽培がはじまり、今では岩手県随一のぶどうの生産量を誇ります。紫波フルーツパークでは、メルロー、リースリング・リオン、シャルドネなど、ワイン専用の品種を栽培しています。
自園自醸ワイン紫波では、なんと町内産のぶどうだけを使った「紫波ワイン」を醸造しています。「自分たちで育てたぶどうを使い、紫波の土地を感じるワインを造りたい」と夢を描いた契約農家の方々の想いから、紫波ワインは生まれたそう。
ワイナリーは自由に見学できるほか、大人向けにワインツーリズムも開催。試飲・販売を行なうショップも併設しています。
紫波フルーツパークの体験工房では、地元の農作物を使った料理づくりが体験できます。調理器具が充実し、メニューも盛りだくさん。
なかでも人気なのは、「ピザづくり体験」。紫波町産の「南部小麦」や「ゆきちから」で生地をつくり、旬の野菜とチーズをたっぷり載せて石窯で焼き上げる本格的なピザづくりです。
挽肉やスパイス、ハーブなどを混ぜあわせたタネを腸詰めして無添加ソーセージがつくれる「ソーセージづくり体験」も評判。ほかに、地元産の粉で打つ「そば打ち体験」や、季節のフルーツをふんだんに使った「タルトづくり体験」もできます。
3人からと少人数で予約できるのもうれしいポイント。インストラクターが丁寧に教えてくれるので、はじめてでも気軽に挑戦してみてくださいね。
観光農園のぶどう棚にぶどうがたわわに実る9月は、収穫体験ができます。定番の品種から、藤稔(ふじみのり)やロザリオビアンコといった高級大粒品種までそろい、食べ比べが楽しめます。もぎたてぶどうのジューシーなおいしさに感動!
今度の休日は紫波フルーツパークで、ワイナリー見学や、家庭ではなかなかできない本格料理にチャレンジ♪ お子さんの食育にもつながりそうですよ。
紫波フルーツパークに隣接するドライブのオアシス。紫波町産の新鮮なフルーツや野菜、加工品などがそろう産直コーナーが人気。季節のフルーツを使ったジェラートも好評です。また、「紫波物産館」では町内産のワインや地酒、工芸品などを販売しています。
やさしい湯ざわりの無色透明の湯に浸かれる日帰り温泉施設。ウォータースライダー付きの温水プールも併設しています。
紫波中央駅前の一帯に広がるコミュニケーションスペース。紫波町情報交流館やホテル、広場、県内一を誇るマルシェ、飲食店などが集まっています。
電話番号 019-676-5301
営業時間 9:00~17:00(体験工房は10:00~、14:00~、2週間前までに要予約)
定休日 水曜、年末年始
駐車場 あり(無料20台)