「五感で学ぶ日本海」をコンセプトに、さまざまな展示ゾーンがある「上越市立水族博物館 うみがたり」。上越市の水族館の、長い歴史を受け継ぐとともに、未来に向けた新しい「ものがたり」を生み出す水族館にしたいという想いを込めて、「うみがたり」と名付けられました。
1階にはニシキゴイに餌やりができる「フィーディングプール」や、海の生きものと直接ふれあえる「タッチングプール」などの体験エリアがあります。
うみがたりにいるマゼランペンギンは、日本一の飼育数でなんと100羽以上。1階と2階にある「マゼランペンギンミュージアム」と呼ばれるエリアで観察することができます。
1階では、水槽のなかを悠々と泳ぐマゼランペンギンの姿を見ることができ、2階では、群れの暮らしを間近で観察できます。
マゼランペンギンの生息地である、アルゼンチン共和国のプンタ・トンボを再現している2階のエリアは、通路にガラスの壁がないためマゼランペンギンが足元近くを歩くなど、他の水族館では見られない近さで暮らしの様子を見ることができるんです!
また、1日3回行なわれるマゼランペンギンの餌やり「ペンギンフィーディング」では、餌に目がけて集ってくる迫力に思わずびっくり!飼育員さんの解説もあり、マゼランペンギンの生態について、知ることができますよ。
イルカスタジアムは水槽と日本海がつながって見えるように設計されていて、開放感も抜群!
3階の「イルカスタジアム」では、バンドウイルカとトレーナーによる、息の合ったドルフィンパフォーマンスが繰り広げられます。プログラムは季節ごとに変わるので、訪れるたびに楽しめるのも魅力です。
夕方には、夕日が水平線に沈む光景を眺めながらのパフォーマンスを満喫できるんです。沈みゆく夕日と、輝く日本海を背に行なわれるドルフィンパフォーマンス~サンセットバージョン~は、日中のパフォーマンスとは違った幻想的な時間を過ごすことができます。
3階にある「うみがたり大水槽」には、約50種類38,000点にもおよぶ、海の生きものが暮らしています。上越沖は、北からの寒流と南からの暖流がぶつかる境目。サケとブリが同じ水槽のなかを泳ぐ「うみがたり大水槽」は、そんな上越沖の豊かな環境を再現しています。イワシの群泳や、日本海でおなじみのコブダイやホシエイなどの魚たちも見ることができます。
3階の「日本海テラス」は、大きな水槽と日本海の水面をひとつに見せたスポット。水面に反射する夕日は、思わず見とれてしまうような素晴らしい景色ですよ。
幅広い展示内容とイベントプログラムで、海の生きものを楽しく学べる「上越市立水族博物館 うみがたり」。今度の休日に、ぜひ家族で訪れてみてくださいね。
人気施設のため、休日には多くのファミリーが訪れます。WEBでチケットを購入すれば、混雑時もスムーズに入場できますよ。
1階にあるレスラン「レストランテ ロス クエントス デル マール」では、マゼランペンギンの生息地であるアルゼンチンの料理や、上越市の食材を使った料理を食べられます。またミュージアムショップ「レガーロ」では、オリジナルのぬいぐるみやお菓子も豊富にあり、おみやげにもオススメです。
うみがたりには、オムツ替えスペース付きトイレや授乳室があります。ベビーカーの無料貸出も行なっているので、赤ちゃんを連れての訪問も安心です。
所在地 新潟県上越市五智2-15-15
電話番号 025-543-2449
営業時間 9:00~17:00(季節やイベントによって異なりますので公式ホームページをご覧ください)
定休日 年中無休
駐車場 あり(無料580台)