レジャー2022年04月08日公開

【PR】仙台 |「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」を見学し震災を忘れない

2011年3月11日の東日本大震災の津波に遭い、大きな被害を受けながらも、避難してきた住民や児童320人の命を守った仙台市立荒浜小学校。校舎の2階まで津波が押し寄せた当時の状況のまま、震災遺構として公開されています。災害はいつ再び起こるかわかりません。遺構の見学を通し、防災・減災の意識を親子で高めていきましょう。※震災遺構 仙台市立荒浜小学校のPR記事です。

目次

2016年に閉校、2017年に一般公開された「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」

震災遺構 仙台市立荒浜小学校

宮城県仙台市若林区にある荒浜小学校は、沿岸部を襲った東日本大震災の津波が校舎の2階まで到達。大きな被害を受けましたが、児童や教職員、避難してきた住民ら320人が無事に避難し、津波から難を逃れました。

震災後、被害の大きさから校舎は利用できなくなり、2016年3月をもって荒浜小学校は閉校。そして翌年の2017年4月から、津波の脅威や教訓を後世に伝えていくため、「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」として一般公開されています。

被災の爪痕を残す校舎と当時を伝える資料で津波の脅威を実感

展示室

公開されているのは、1・2・4階と屋上です。荒浜地区を襲った津波は高さ10メートルに達し、校舎の1、2階には大量のがれきが流れ込みました。がれきは既に撤去されましたが、床や天井に残る爪痕から、津波の脅威が伝わってきます。津波の被害を受けた小学校がそのまま残されている、貴重な遺構となっています。

充実した展示で震災を振り返る

4階展示室

直接的な津波の被害がなかった4階では、地震発生から避難、津波の襲来、さらには救助されるまでの経過を、写真や映像でわかりやすく紹介しています。また、災害への備えや、かつての荒浜地区を再現した模型などを用い、荒浜地区の歴史や文化、荒浜小学校の思い出なども紹介しています。

展示室 3.11荒浜の記憶

展示室「3.11荒浜の記憶」では、14時46分の地震発生から27時間後の避難者全員の救出までを、当時の校長や町内会長へのインタビューなどを交えてまとめた映像を流しています。映像は、避難者の当時の心境を感じられるものとなっており、ぜひ見ておきたい内容。

屋上から荒浜地区の全景を見晴らす

校舎屋上

震災当日、多くの人がヘリにより救助された校舎の屋上。ここでは荒浜地区全体を見渡しながら、海や貞山運河との位置関係を見るとともに、被災前後の風景を比較することができます。

多くのものを奪っていった津波。その被害を実感できる「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」は、たくさんの人に訪れてもらいたい施設です。一人ひとりが災害から得た教訓を周囲の人や後世に伝えていきましょう。

「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」のおでCafeチェック!

フルーツ狩りができる「JRフルーツパーク仙台あらはま」が近くにあります

徒歩5分のところに「JRフルーツパーク仙台あらはま」があり、フルーツ狩りを楽しめます。

「海岸公園冒険広場」の遊具で遊ぼう

車で10分ほどの「海岸公園冒険広場」には、遊具がたくさんあります。

「せんだい農業園芸センター」で花の見学をしよう

市街地方面へ車で7分ほどの「せんだい農業園芸センター」では、季節の草花を観賞できます。

特集記事をシェアしよう