JR石巻駅から車で約20分、国道45号線沿いにある「道の駅 上品の郷」。広い敷地内には、農産物直売所、フードコート、そして日帰り温泉施設が連なっています。
「道の駅 上品の郷」の大きな特徴のひとつが日帰り温泉施設「ふたごの湯」を併設していること。温泉で体をあたため、湯上がり後はフードコートでランチやディナーを堪能してリフレッシュ…そんな過ごし方もできます。
浴場は2つ。ヒノキ造りの大浴槽がある「さくら」と石造りの大浴槽がある「かしわ」があり、週ごとに男女が入れ替わります。雰囲気が異なるので、訪れるたびに新鮮な気持ちで湯に浸かれます。シャンプーとボディーソープは備え付け。タオルやサウナハット、サウナマットの販売などアメニティが充実しているので、手ぶらで訪れても大丈夫です。
内湯のほか各浴場に露天風のお風呂やサウナもあります。お風呂好きの人はついつい長居してしまいそう。お風呂から出たら、お座敷の休憩室でのんびり休みましょう。売店ではソフトクリームやフレッシュフルーツジュースを用意しているので休憩のお供に味わってみてください。
受付で再入場したい旨を伝えておけばまた入れるので、1度施設から出て食事をとり戻ってくることもできます。ふたごの湯の泉質は、塩分と鉄分を豊富に含むため湯冷めしにくいという特徴があります。湯上がり後に食事をとっても体が冷えにくく安心です。
食事はフードコートでとるのがオススメ。フードコート内にある「ダイニング たまり場」なら、和食、洋食、中華とバラエティー豊かなメニューがそろうので年齢を問わず好みの料理を選べます。人気メニューは石巻のご当地グルメ「石巻焼きそば」。特徴は調理前の麺が茶色いこと。せいろで2度蒸しすることで麺が茶色くなり、魚介だしの旨みがより染み込みやすくなります。あとがけのソースは好みでかけていただきます。見た目の色の濃さに反してあっさりとしているのに、魚介のコクも感じられる奥深いメニューです。
港町ならではの魚料理を味わいたいのなら、同じフードコート内にある「食事処 こばやし」の「金華サバ漬け丼」もいちおし。石巻市の東部に浮かぶ島、金華山の周辺海域で捕れる大型のブランドサバ「金華さば」を、あっさりしょう油漬けにし、どんぶりにした定食メニュー。ご飯を覆うように盛り付けられたサバは、臭みがなく脂のりバツグン。魚好きならずとも大満足の逸品です。
農産物直売所の外側には軽食を提供する4つの店舗があります。から揚げ専門店や海鮮焼きの店、自家焙煎のコーヒーショップなど、ドライブ中のおやつにもしたいラインナップです。食後のデザートには石巻産トマトとイチゴのスイーツ専門店「tomaberry(トマベリー)」のスムージーがぴったり。トマトとイチゴをあわせたものやトマトだけのもの、イチゴだけのものなどがあるのでお好みで選びましょう。スムージーのほかにソフトクリームやホットドリンクもあります。
木を格子状に組んだ装飾が印象的な農産物直売所「ひたかみ」には、広々としたスペースに石巻産の野菜や水産加工品、総菜などがズラリと並びます。地元客をも惹きつける鮮度バツグンな地場野菜はもちろん、ここでしか買えない水産加工品は要チェック。名産のカキや銀鮭を使ったお茶漬けや、ホヤのラー油など、ちょっとひねりのある石巻の味は、おみやげにして自宅でも味わいたいですね。
温泉も石巻グルメも欲張りに楽しめる「道の駅 上品の郷」。ファミリーでリラックスした1日を満喫してくださいね。
足湯もあります。浴場と同じ温泉に浸かって足元からあたたまれますよ。
施設のキャラクターお郷ちゃんを描いたシャープペンやボールペンは、ポップでキッズにもよろこばれそう。
ヨガ教室やよさこい演舞、キッチンカーの出店などイベント開催が多いので、おでかけ前に確認しましょう。
所在地 宮城県石巻市小船越二子北下1-1
電話番号 0225-62-3670
営業時間 農産物直売所 ひたかみ9:00~19:00/フードコート10:00~20:00(L.O.19:30)/ふたごの湯9:00~21:00(最終受付20:30)、そのほか施設により異なる
定休日 なし、ふたごの湯は第4火曜
駐車場 あり(無料246台)