秋田県南部に位置する美郷町は、町内に126ヶ所もの湧き水が確認される水の豊かな土地。東に望む奥羽山脈を水源とする「六郷湧水群」は、環境省の名水百選にも選ばれ、今も地元住民の生活用水として活用されています。この清水の里に本社を置くのが創業68年の老舗納豆メーカー「ヤマダフーズ」です。納豆は大豆に水を吸わせてから蒸すため、品質のよい納豆に仕上げるために良質な水は重要。「ヤマダフーズ」の納豆は、納豆づくりにぴったりの土地でつくられているのです。
そもそも冬の寒さが厳しい秋田県南部は、昔から保存食としての発酵食づくりが盛んな土地。農閑期に納豆をつくる家庭も多く、「ヤマダフーズ」もかつては農家兼業の家内工業として納豆の製造をスタートさせました。今では国内有数のトップ納豆メーカーですが、納豆菌の研究を続ける姿勢や、製造のノウハウを積み重ねていく実直なスタイルは、創業当初から変わらずに引き継がれています。
「ヤマダフーズ」の強みはひきわり納豆。全国的に見れば“少数派”なひきわり納豆ですが、東北地方の一部では市販の納豆の40%前後を占めるほど人気。秋田県でも納豆といえばひきわり、と考える人が多くいます。秋田県でとれる大豆は粒の大きな品種だったため、中心まで熱を通し発酵させるためには、ひきわりにするのがベスト。「ヤマダフーズ」でも創業当時からひきわり納豆を主力商品としてつくってきました。
「ヤマダフーズ」のひきわり納豆へのこだわりは並々ならぬもの。メーカーのなかではめずらしく、ひきわり専用の設備を早くから導入。自社で大豆を割ることで大豆表面の酸化を最小限に抑え、発酵にばらつきがないよう粒の大きさをそろえるなど細心の注意が払われています。蒸した大豆にかける納豆菌は、ひきわり納豆専用のものを自社で開発。ひきわり納豆の旨みはそのままに、匂いを抑え食べやすくできあがります。オリジナルの納豆菌でつくられたひきわり納豆は、味に独特の深みがあり濃厚。秋田県で「ヤマダフーズ」の納豆に惹きつけられ、後日オンラインショップで納豆を購入する旅行者も多いのだそう。
数ある「ヤマダフーズ」の納豆のなかで、小さなお子さんのいるご家庭にオススメなのが「超・細か~いきざみ納豆」。通常8分割するひきわり納豆を16分割にしたなめらかな食感が特徴で、離乳期の赤ちゃんからおいしく食べられる1品です。
粒が小さいので、パスタやサラダに入れれば具材に絡みやすいのもポイント。調理方法をアレンジしやすく、さまざまなスタイルで納豆を味わうことができます。納豆は、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5大栄養素が含まれる栄養バランスに優れた伝統食品。いろいろな調理方法で食卓に取り入れていきたいですね。
「ヤマダフーズ」のオンラインショップでは、バラエティー豊かな納豆をラインナップ。好みの納豆を見つけることができます。納豆は粒派、という方には小粒タイプがオススメ。なかでも「ヤマダフーズ」を代表する「おはよう納豆」シリーズの極小粒タイプは、匂いが少なくマイルドな味。品質管理、温度管理を徹底しているので、匂いは控え目ながら納豆の旨みをしっかりと味わうことができます。
「国産ふっくら大粒」は“納豆はこれに限る”というファンもいる納豆。秋田県産の大豆を中心に国産の大粒大豆を使用しています。大粒なので、旨みたっぷりの大豆の味をダイレクトに楽しむことができます。
オンラインショップをのぞくと、いろいろな種類の納豆を試したくなりついつい買いすぎてしまうかもしれません。納豆は冷凍バッグで密封して冷凍保存してもOKですが、長期間冷凍保存しておくと乾燥で風味が損なわれる恐れがあります。冷蔵庫に保存し、なるべく早めに食べるのがオススメです。おいしい状態で納豆の奥深い味わいを堪能してくださいね。
「ヤマダフーズ」のInstagramでは、納豆を使ったさまざまなレシピを公開しています。
公式サイトでは、新商品が当たるキャンペーンなどを不定期で実施。チェックしましょう!
オンラインショップの「おはよう納豆選んでセット」なら、「ヤマダフーズ」の代表的な納豆8種類から好きなものを選んで購入できます。