JR白石駅から車で約5分。城下町として知られる宮城県白石市の中心部からほど近い場所に「山田乳業」はあります。
1884年の創業当時は、飼育する牛の乳の販売だけを行なう酪農家でしたが、1963年より牛乳や乳製品の製造をスタート。宮城県の学校給食ではおなじみの「山田牛乳」や、かわいらしい子どものイラストが描かれたヨーグルト「山田フレンドヨーグルト」など、多彩な乳製品を製造・販売しています。
「山田乳業」が手がける牛乳や乳製品のベースになるのが、蔵王山麓を中心に宮城県南部で生産される生乳です。広大な牧草地で放牧し、のびのび育った乳牛の生乳は雑味がなくすっきりとした味わい。牧場の近くにたつ自社工場で製品化することによって、フレッシュで風味のよい商品をつくり出しています。香料や着色料などは極力使わないようにしているのも「山田乳業」の魅力です。
「山田乳業」の商品のなかでも特にファンの多いのが、「フロム蔵王Hybridスーパーマルチアイス」。なめらかなアイスクリームが、食べ進めるうちにムースのような食感に変わるハイブリッドなアイスクリームです。ふるさと納税の返礼品に選ばれたり、大手通販サイトで部門別1位を獲得したりと、高い人気を誇っています。
商品づくりのきっかけとなったのは、「夏場だとアイスクリームが発送される間に溶けてしまう」というお客様の声だったそう。オンラインでの販売をメインにする「山田乳業」。いつでもおいしい状態で味わってほしいと試行錯誤を重ね完成したアイスクリームは、時間がたってもしっかり形をキープ。「冷蔵庫に入れても溶けない!」「2度楽しめる!」と、たちまち話題になりました。
フレーバーは、バニラ、チョコレート、仙台いちご、宇治抹茶の4種類。ミルキーな味わいながらすっきりとしたあと味で、自宅用はもちろん、暑い時期のプレゼントにもオススメですよ。
ムースタイプのレアチーズケーキ「フロム蔵王ふわゆきチーズ」も人気の一品です。ほおばった瞬間にふわりと崩れるチーズケーキは、まるで雪のような軽やかさ。ブルーベリーソースの甘酸っぱさがチーズのコクをぐっと引き立ててくれます。
口いっぱいに広がるふくよかな香りとまろやかな酸味が心地良く、最後のひと口までじっくりと味わいたくなるおいしさです。
朝食のおともにぴったりな「極(KIWAMI)ヨーグルト」は、通常のヨーグルトより低い温度で長時間発酵させることで生まれた、もちもちの食感が特徴です。容器のアルミパウチには、空気をしっかりシャットアウトし、一定の温度で発酵を進める効果があるのだとか。4種類の乳酸菌を独自の配合で組み合わせてつくった深みのある味わいもたまりません。無糖タイプと加糖タイプの2種類があるので、お好みにあわせて選びましょう。
「山田乳業」のアイスクリームやヨーグルトは、公式サイトから購入できます。お子さんのおやつやママのひと休み用に、チェックしてみてはいかがでしょうか。
宮城県亘理産の「仙台いちご」をふんだんに使った「仙台いちごヨーグルト」は、お子さんに人気の高い一品。パパやママは、蔵王酒造の銘酒「蔵王大吟醸」とその酒粕を加えた「蔵王大吟醸アイスクリーム」も味わってみて。
3~5種類のアイスクリームを詰め合わせたギフトセットも販売しています。プレゼントはもちろん、どのフレーバーを買おうか迷ったときにもオススメです。
ミルク感たっぷりのプレミアムアイスクリームに、チョコレートやクッキーでデコレーションした「フロム蔵王バースデーアイスケーキ」は、アイスクリーム好きのお子さんの誕生日にぴったりです。