新潟県中越地域にある「株式会社ウラツジ建設企画」は、2022年春に浦辻さんが立ち上げた住宅リフォームを主力とした企業です。浦辻さんは、約25年間公共工事や住宅建築関係に携わる会社に勤めた経験・技術をもとに、多目的に使える移動式の空間『大人の秘密基地「Safari BASE」』を開発。浦辻さんは子どもの頃からプラモデル作りが大好きで、大人になってからはアウトドアを趣味としてきたそう。自身のさまざまな思いを全て注ぎ込み、人生を楽しむための夢の空間を軽トラックの荷台に作り上げてしまったのです。
「株式会社ウラツジ建設企画」では、リフォームや修繕、デザイン企画などの住宅関連の仕事を受注する一方、浦辻さん自身の「やりたいこと」を全て詰め込んだ大人の秘密基地「Safari BASE」を作っています。軽トラックの荷台に木製の小屋を載せた、なんとも個性的でおしゃれなフォルムで、キャンピングカーとしても活用でき、SNSやイベントなどで注目を集めています。
かねてより自宅の庭に仕事用の小屋を建てたい、と考えていた浦辻さん。コロナ禍やその後のキャンプ・アウトドアブームを経て、「仕事用やキャンピングカーとして活用するだけでなく、移動拠点やキッチンカーなど多目的に活用できれば」――そんな考えが思い浮かび、思い切ってモバイルハウス「Safari BASE」の製作へと取り掛かります。
初めての多目的キャンピングカー製作にあたり、浦辻さんは使う材料から吟味したそう。一般的にキャンピングカーやキッチンカーに使われる素材はFRPやアルミパネルが多く、将来リサイクルが難しい廃棄物となってしまいます。「環境に優しい木製で作りたかった」――そう語る浦辻さんが選択したのは、CLT36パネルでした。
CLT36パネルは、日本農林規格の品質や強度の基準を満たすばかりでなく、国内の間伐材を使っており、直交集成板のなかで国内最薄、最軽量の優れた素材です。有名建築やアウトドアブランドも採用する注目の新建材で、通常の木材よりも寸法変化が少なく、断熱、耐火、遮音性能などが高いもの。「これなら」と安心してキャンピングカー製作に取り組むことができたといいます。
長年にわたる建設関係の経験やノウハウがある浦辻さんは、仲間にも協力してもらいながら最初の「Safari BASE」を約3ヶ月で完成させます。自身にとっても意外なほどうまく進み出来上がった「Safari BASE」に乗ったとき、浦辻さんは「これが欲しかった」と心から思ったそうです。
少年時代からもの作りが好きだったという浦辻さんは、自宅に自分の部屋がなかったせいか、プライベート空間に強い憧れを持っていたそう。「Safari BASE」は、そんな浦辻さんの思いが凝縮され、ミリ単位までこだわった「大人の秘密基地」です。
そしてその利用範囲も幅広いのが特徴。仕事をする場所が家にないけれど在宅ワークを快適にしたい、という人には「移動できる書斎」というコンセプトで製作することができます。また、ソロキャンプで「Safari BASE」を使えば、キャンプ道具としてこれ以上ないパートナーに。また、イベント出店の機会があるカフェやレストランのオーナーさんは、おしゃれで機能的なキッチンカーとして使用することができます。
コンテナ入口の様子
ウラツジ建設企画では、店舗や住居などのリフォームも受け付けています。
そのなかでコーヒー豆の販売コンテナのリフォームを浦辻さんが請け負ったところ、ケーキ工房「45°」とのご縁が生まれ、チーズケーキやコーヒーを代理販売するようになりました。そこで今回は、45°のチーズケーキをプレゼントする企画も実施中です。
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「Safari BASE」そのものがテントのようなもの。キャンプ場についたら即設営が完了し、テントを張る手間が省けます。
キャンピングカーとしても利用する以外にも、個人事務所やキッチンカーなどより多用途に使えます。また断熱性や遮音性にも優れています。
自分のアイデアをふんだんに盛り込めるオーダーメイド。マイオフィスとして使うなら、格段に気持ちよく快適な仕事空間になるでしょう。
所在地 新潟県柏崎市東本町2-7-42
期間限定展示場所 新潟県柏崎市西山町石地46(石地海岸 見晴荘) 2024年11月30日(土)まで
電話番号 080-8940-5985