JR八郎潟駅から車で約15分。500年以上続く名イベント「五城目朝市」が開催される通り沿いに、「ただのあそび場ゴジョーメ」はあります。ただのあそび場ゴジョーメは、遊休施設をリノベーションした無料の遊び場。のびのびと遊べる環境が少なくなっている今、自由に遊び、学べる場をつくりたいという思いからオープンしたスポットです。
「五城目朝市」は、こちらの記事で詳しくご紹介中です!
五城目 |「五城目朝市」500年以上続く秋田の本格朝市の楽しみ方
https://odecafe.tohoku-epco.co.jp/article/72
通常のお子さん向けのプレイスポットには、注意事項や年齢制限などが設けられていることも多いですが、ただのあそび場ゴジョーメにはそのような規制がありません。
お子さんが想像力を働かせ、自分たちで遊びをつくる場所にしたいと、常駐するスタッフは、様子を見守りながら最低限のアドバイスをするのみ。困ったことがあった場合には、今後どうすればいいか一緒にルールを考えるスタイルをとっています。
1階にある壁一面は、思う存分落書きできる「やりたい放題ウォール」。普段なら怒られてしまう壁への落書きも、ここなら好きなだけできるので、小さなお子さんは特に大よろこびです。壁に掛けられたアインシュタインのポスターにも落書きOK。大人も童心に返って書き込んでしまいそうですね。
壁や梁にはロープやうんてい、木の板などが取り付けられています。「どう遊ぼうか」と、お子さんたちの目はキラキラ。想像力を最大限に使いながら次々と新しい遊び方を生み出す姿は、とてもイキイキとしています。
2階へと向かうには、ボルダリングに挑戦できる「あそび人以外登れない壁」を登るか、はしごを登るかの2通りしかありません。大人は少しドキドキしてしまうかもしれませんが、床にはマットが敷いてあるので安心です。
2階は、隠れ家のようなスペース「今日は一人にさせてください」や、登ったりすべって遊んだりできる本棚「ナナメ上いく本棚」などがある広々とした空間です。屋内だから走ってはダメ、などというルールはなし。広いスペースを活かし、メガホンとお手製のボールで野球をするなど、家族で夢中になって駆けまわれます。
毎週月曜には、“自ら学び続ける力”を育む新しい学び場「探究ラボ」が開催されます。演劇やアートなどを通して創造性や感性を刺激するプログラムで、小学生を対象としています(月謝制)。定員に限りがあるので、興味のある方は問い合わせてみてください。
ランチや遊んだあとのひと休みは、併設の「いちカフェ」へ。店内はナチュラルな雰囲気で、ママもゆっくりくつろげます。甘みと酸味がマッチした「きいちごチーズケーキ」は、お子さんに大人気。ランチには、ベーグルサンドやカレーをどうぞ。
おもちゃやゲームなど、わかりやすい遊び道具がなくとも、オリジナルの楽しみ方を発掘するお子さんたちは、まさに遊びのスペシャリスト。ただのあそび場ゴジョーメで、のびのび体を動かしながら、お子さんの自由な感性を育みませんか。
「やりたい放題ウォール」は、落書きだけではなく、釘で木を打ち付けることもできます。木の棒を取り付けてピタゴラ装置をつくったりと、多彩な遊び方ができますよ。
館内は食べ物や飲み物を持ち込むこともできます。おやつを持参して、時間いっぱい遊びましょう。
「いちカフェ」では、五城目朝市で人気の「bake house GABUGABU」のベーグルを販売しています。日によって種類が変わるので、何を味わえるのかお楽しみに。