「刺身定食」や「海鮮丼」、「ばらちらし」など、ズラリと並ぶメニューは仕入れにより変わります。刺身定食に使う魚などは、午前と午後で異なることもあるといいます。「店が市場内ですので、その時間に最もよいものを使っています」と話す店主の岡さん。実家が魚屋ということもあり、目利きと知識は折り紙付き。旬や地ものにこだわりすぎず、その日最上の魚介を活かした料理は、魚に精通した地元民の舌をもうならせています。
お店の1番人気は「レアアジフライ定食」です。目の前に現れたアジフライの断面は、美しいピンク色!衣はサクッと、肉厚の身はふっくらとやわらかく、噛むほどに広がる力強い旨みはインパクト大。あまりのおいしさに、箸が止まらなくなりますよ。
ランチは15時までですが、13時ころには売り切れる日もあるのだそう。訪れる際は早めの時間帯が安心です。
所在地 宮城県牡鹿郡女川町市場通り66
電話番号 0225-98-4556
営業時間 11:00~15:00(L.O.14:30、売り切れ次第終了)、夜は18:00~22:00(L.O.21:00)の完全予約制
定休日 火曜
駐車場 あり(※女川魚市場屋上駐車場内)
牡鹿コバルトラインは、女川町から牡鹿半島の先端である石巻市鮎川浜までをつなぐ県道220号線(牡鹿半島公園線)の通称で、その全長は約34キロメートル。印象的な名は、眼下に映る海がコバルトブルーに輝いていることから付けられたのだとか。ルート前半の道路は木々に覆われているため、海の色合いを見ることができませんが、木漏れ日を浴びながら爽快なドライブを満喫できます。左右から木々がのびているおかげで、暑い夏でも涼を感じられますよ。
最初の展望スポットである「山鳥渡し駐車場」からは、時折左側にコバルトブルーの海が見えるように。牡鹿コバルトラインの出入り口である「ホエールタウンおしか」の手前では美しい海を一望!眼前に広がる大海原は感動必至です。
また、アップダウンやワインディングがバランスよく構成されているのも魅力的。タイトコーナーや急な下り勾配がないため、心地よいライディングを楽しめます。
ツーリングの際は所定の駐車場を利用し、交通ルールを守って楽しみましょう。
道そのものが展示であるというのがなんともユニーク。駐車場から5分ほど歩いた先では海と金華山を間近で目にすることができます。
注意点は、道路から駐車場に入る道が砂利敷きの下り坂になっていること。スピードを落としてゆっくり駐車場へと向かいましょう。
海、金華山、そして白い道。絶景要素が複数重なるポイントでは「構図」が重要です。何を主題にして撮影するかを絞り込みましょう。最近のスマートフォンでは広角、標準、望遠と3種類のレンズが付いているものもあります。風景撮影では、広角と標準の2種類のレンズで画角の変化も試してみましょう。
高台にたつ展望棟で待ち受けているのは、360度の大パノラマ!金華山、網地島、田代島と、牡鹿半島の全景を一望できます。のびやかな海景色は、思わず言葉を失ってしまうほどの雄大さ。少し眺めてみるだけの予定が、時間を忘れて見入ってしまいました。
スケジュールに余裕があれば、広々とした園内をぐるりと散策するのもいいかもしれません。ベンチやトイレがあるのもうれしいポイントです。
太平洋に浮かぶ金華山の雄大な風景。ここで撮影の際に気を付けてほしいのは「水平さ」です。スマートフォンに水準器やグリッド線の機能が付いている場合はぜひ活用してみてください。風景の撮影では、画像の水平さが保たれていることがとても重要です。
ホエールタウンおしかは「観光物産交流施設Cottu」「牡鹿半島ビジターセンター」「おしかホエールランド」の3施設からなり、クジラ料理を味わえる飲食店があったり、クジラの加工品を販売していたりと、鮎川浜の文化を存分に堪能できます。
なかでも興味深かったのは、クジラの生態や特徴を紹介する「おしかホエールランド」です。ロビーには全長16.9メートルのマッコウクジラの骨格標本が鎮座。あまりの迫力に、生きていたころはさぞかし威風堂々としていたのだろうと、想像が膨らみます。
クジラの解説グラフィックや映像シアターなど、知的好奇心をくすぐる展示ばかり。屋外に展示されている捕鯨船 「第16利丸」の甲板に上がれば、よりロマンを感じられますよ。
十八成浜という名は、かつては砂を踏むと、砂の粒と粒がこすれあうことにより「クックッ」と音が出る鳴き砂であったことに由来。東日本大震災による地盤沈下で鳴き砂が海に沈んでしまったため、現在はその音を聞くことはできないものの、海の美しさは健在。日々の喧騒から離れ、ただただ海を見つめる時間は、贅沢なひとときです。
グリッド線を表示したスマートフォンのでは「三分割法」での撮影が可能です。画面の縦横を3つに分割し、1:2の比率で被写体を配置することで、安定感のある風景写真になります。風景写真における基本の撮影方法なので、ぜひご自身の撮影に取り入れてみてください。
木造船での90日間の航海、その後、スペイン艦隊に乗り換えるなどして常長がローマに着いたのは、なんと出帆から2年後。像を間近で見上げ、常長の並々ならぬ情熱に思いを馳せてみては。
入り口そばの壁には大量のバイクの写真が貼られ、店内を見渡せばドラムやサーフボード、フィギュアなどがズラリ。ロマンをギュッと凝縮させたような空間は、居心地抜群です。淹れたてのコーヒーを片手に、スッキリとした甘さの「ミニチョコパフェ」を味わえば、ツーリングの疲れもスッと吹き飛びますよ。
メニューには「ほや塩ソフト」なるものも!お店オリジナルのソフトクリームで、ほやを切ったときに出る水を煮詰めてつくっているのだとか。クセはなく爽やかな塩味とのことで、興味がある方はぜひ一度お試しあれ。
入浴後は1階の物産コーナーで女川みやげを探すのも楽しいひととき。また、展望デッキからは女川湾と駅から続く街並みを一望できます。海を眺めているとよみがえるのが旅の思い出。絶景や滋味豊かな料理、好奇心をくすぐるミュージアムなど、大満足のバイク旅に思わず頬が緩みます。
女川特集記事の公開を記念して、ご紹介したスポットからプレゼントをご提供いただきました!
・おんまえやの鮮魚3,000円分 8名様
・女川温泉ゆぽっぽ大人ご利用チケット 12名様分
女川湾で岸釣り・穴釣りを楽しむ「釣り編」の特集記事も!ぜひご覧ください。
コバルトラインを経由して牡鹿半島を一周する、総延長約72kmのロングツーリングコース「コバイチ」を走ってみました!