横手市増田町の「真人公園」は、1917年に大正天皇即位を記念して造園された歴史ある公園。真人山を背景に池や中島が造られ、桜や梅、アヤメ、ツツジといった植物が園内を彩ります。
特に有名なのは、ソメイヨシノやヤマザクラなど約2,000本もある桜の木。その美しさは「日本さくら名所100選」にも認定されるほどで、県内はもとより全国屈指の花見スポットになっています。
満開を迎えるのは4月下旬~5月上旬。この時期になると毎年「真人公園さくらまつり」が行われ、期間中は園内でイベントを開催。2018年は4月22日(日)~5月5日(土・祝)です。
淡いピンク色に埋め尽くされた公園、池の水面に映り込んだ桜など、園内をのんびり散策しながら、桜と周囲の大自然が織りなす「真人公園」ならではの絶景を楽しみましょう。
さくらまつりの期間中は、日没を迎えるとぼんぼりの灯りによるライトアップが行われます。池にも美しい夜桜が浮かび上がり、公園一帯が幻想的な雰囲気に。日中とはまた違った趣が楽しめるので、昼同様こちらも見逃せません。
また、期間中の土・日曜はボートの貸し出しを行っています。ぜひ、大切な人や家族とボートに乗りながら、池を囲む満開の桜を満喫してみてください。とても贅沢でロマンチックなお花見になるはずですよ。
さらに、「はなさかじいさん餅まき大会」や「ラムネ早飲み競争」、俳句大会といったイベントも予定されているのでお楽しみに。敷地内にはフィールドアスレチックもあるので、お花見の合間に小さなお子さんを遊ばせることもできますよ。
増田町のもうひとつの名物といえば、ユニークな競技として知られる「たらいこぎ競争」です。増田町は昔から酒造りが盛んな地域。その昔、「たが」が緩まないよう池に浮かべていた酒造りのたらいに、遊び半分で酒屋の若衆が乗って速さを競ったのが「たらいこぎ競争」のはじまりとされています。
ルールはいたってシンプル。口径約90センチ、深さ約40センチのたらいに乗り、バランスを取りながら手漕ぎで進んでいきます。参加者は、タライのなかに水が入ったり池に落ちたりしないよう注意しながら、懸命に手でタライを操縦。参加者はもちろん、観戦客もハラハラドキドキ!大興奮の連続です。
競争は年に2回、春と夏に行われ、2018年の春はさくらまつり期間中の4月29日(日・祝)に開催されます。一般の部と子どもの部があり、事前申し込みで参加が可能。当日は熱戦が繰り広げられるので、見ているだけでも楽しめますよ。
満開の桜とユニークなイベント、春の増田町にはワクワクが満載です!ご家族でどうぞ。
日中は、真人山や公園の緑と桜の調和を楽しみ、夜はぼんぼりの灯りに照らされる幻想的な桜を鑑賞。同じ場所で違った表情の桜に出会えます。
「真人公園」はフィールドアスレチックもあり、花見期間だけでなくレジャースポットとしてもオススメの公園。入園無料なのもうれしいポイントです。
桜に囲まれた池を舞台に、全国的にも珍しい「たらいこぎ競争」を実施。見ても参加しても楽しめる名物競技は必見です。参加料は無料です。
開催日 2018年4月22日(日)~5月5日(土・祝)
電話番号 0182-45-5541(一般社団法人増田町観光協会)
駐車場 あり
開催日時 2018年4月29日(日・祝)10:30~12:00
電話番号 0182-45-5541(一般社団法人増田町観光協会)
駐車場 あり
参加方法 電話・FAX・メールなどで事前申し込み(参加料無料)